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2010年11月04日

今週の倫理 688号

明るい心を意識し 周囲の環境を変える

今年度の倫理法人会スローガンに「家庭に愛を」という文言が加わりました。
 経営者にとって家庭がおろそかであれば、企業経営に影響を及ぼすことになりかねません。倫理の学びは人(相手)を変える勉強ではありません。自分自身が変わることによって社員や家族がよりよくなるところが、倫理の醍醐味の一つでもあります。
しかし、そのように学んでいながらも、「社員にもっとこうなってもらいたい。こうしてほしい」と求めるのが経営者です。それは妻(夫)や子供に対しても同様です。こうした心持ちが強くなると、自分の思い通りにならない状況下では、相手を責め過ぎたり嫌ったりします。このような家庭や職場では、よい環境とは呼べないでしょう。
 よりよい環境をつくっていきたいと願うならば、自分自身の心のあり方を見つめることが大切です。『万人幸福の栞』37頁に次の一文があります。
  その人の心の通りに、境遇の方が変るのである。
心の据え所が変わると、環境はガラリと変わるのです。
 経営者のA氏は、家族との会話がなくなり家庭崩壊寸前でした。その負の環境が、会社においては社員に対するキツイ言葉や態度として現われていました。氏はある時、倫理法人会員のB氏に誘われて倫理講演会に行き、「人として大切なこと」をいくつも学びました。中でも印象に残ったのが「ありがとう」という言葉の大切さでした。
A氏は、家に帰りさっそく実践したそうです。「ただいま」「お帰り、○○さんから電話がありましたよ」「ありがとう」。食事の時間には「醤油とってくれる」「…はい」「ありがとう」「お皿とってくれる」「はい、どうぞ」「ありがとう」というように。
気づいた時には、妻との会話が成立していたというA氏。今では妻と子供たちが楽しそうに会話をしている姿を見ているだけで、大きな幸せを感じるといいます。
これまで夫婦の間に会話がなかったのが、「ありがとう」と自ら発することにより、冷ややかだった家庭が温もりある家庭へと転じました。会社でも、社員に対して「ありがとう」「お願いします」という言葉が自然な形で発せられるようになり、それに呼応するように社員の仕事ぶりも今まで以上によくなっていったのです。
心の様子は目に見えないものです。しかし見えない心の状態を、表情や言葉や姿勢はしっかりと伝えています。よい表情がよい人相をつくり、よい人相はよい環境をつくります。プラスの言葉はプラスの明るい性格をつくり、それが前向きで積極的なプラスの環境につながります。また、背筋をシャンと伸ばした堂々たる姿勢は、シャンとした生活につながり、シャンとした環境をつくりあげていきます。
だからこそ、どのような時でもニッコリ笑い(表情)、常にプラスの言葉や明るい挨拶、そして「ハイ」の実践を心がけ(言葉)、さらには背筋を伸ばしてシャンとする(姿勢)ことが大切なのです。
企業の経営者であると同時に家庭人でもあることを常に忘れず、自身が率先して純粋倫理の実践に力を注いでいきましょう。


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