第２７回豊田市東準倫理法人会　経営者モーニングセミナー

会長挨拶　河合岳史会長

「ＧＷ中にも関わらず多くの方のご参加ありがとうございます。」
先日豊田市南倫理法人会のＭＳに参加しアンシン建設の原田様のご講話を聞き、「地域密着で生きる」ことの大切さを学んでこられたそうです。


講話
～字てがみを通じてコミュニケーションをはかる～
日本字てがみ協会　公認講師
豊田市東準倫理法人会　幹事　長谷川喜千




「１７年ほど前、１冊の本との出会いをきっかけに人生が変わりました」

本の末尾に書いてあった「２０円の親孝行をしなさい」。
これはたまに豪華なプレゼントをするのではなく、こまめに元気な姿をみせるという意味。
長谷川幹事は、これを「即実行」。生まれ故郷の北海道に住むご両親宛に毎日ハガキを送ることにしました。その目標は100枚。目標通り毎日送り続け、終わりが見えてきた頃にお母様から「ハガキをやめてはいけない」と連絡があり、結局5年間（合計2000枚程！）毎日ハガキを送り続けました。

その後ハガキを書かない日が4年ほど続いたある日、図書館で「字てがみ」の本と出会ったことをきっかけに、日本字てがみ協会に登録。字てがみを学ぶため京都まで通いました。

字てがみは時間がかからず手軽にできて続けやすい。

企業を定年後、脳卒中に倒れ半身不随になった友人に「ゆっくり･･･歩」と書いたハガキで励ました。順調にリハビリがすすみ、歩けるようになるなど、相手を元気付ける力もあります。

また、とある営業マンはお客様のお誕生月にハガキを出したところお礼の電話がくるようになり、コミュニケーションがはれるように。




ところで皆さんは、例えばスーツ、家電、家具、車、家、保険など・・・高価な買い物をした後に手書きのお礼状が届いたことはありますか・・・？

こんなデータがあります。

新築をした工務店と何十年後のリフォームの際に別の工務店を選ぶ確率･･･７０％

購入後のコミュニケーション不足が招いた数字と言っても過言ではないでしょう。


伺う・電話する・手紙を送る＝3コミ　ができているとリオーダーがくるといわれています。
字てがみは、莫大な広告費をかけるより安く、そしてとても効果が高い。
夫婦が同居している家庭でも、それぞれに１枚ずつ出すとさらに高い効果が得られます。



さっそく皆で実践・・・

男性の方は奥様へ、女性の方は旦那様へ。

ポイントは大きく書くこと。心のこもった添え文字もつける。
好きな漢字一文字を、その意味を理解しながらゆっくりと書く。

宛名の方には住所・宛名の下にお礼文を。


「書かされている」という意識では効果はない。心をこめて書き、心をこめて投函する。そしてポストにおじぎする。

みなさんとても上手く書けていて、とても驚きました。
また、「初めて妻に手紙を出す」と照れながらお話されている方もいました。

みなさんの奥様、旦那様はどんな反応だったんでしょうか＾＾また来週伺うのが楽しみですね。


長谷川幹事はかつてお母様に出されたハガキを、一冊の本にまとめられました。




こんな風に感謝の気持ちを形で伝えられる字てがみは、とても素敵ですね。

長谷川幹事、心の温まるご講話ありがとうございました。



本日の参加社数３１社、32名でした。



次回

５／１０（金）　６:００～
社団法人倫理研究所　法人スーパーバイザー　野口　起生
「実践力」
＠ホテルフォレスタ


皆様のご参加お待ちしております。


本日のブログ＆写真担当
平野亜弥