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2009年09月29日

第5回 倫理経営原典勉強会レポート

月に1回の倫理経営原典勉強会が始まって、はや5ヶ月。
第5章の勉強会を、昨日行いました。
(名鉄トヨタホテル 19:00~21:00)

講師の小林会長は、
勉強の上での実践の大切さを説いて、参加したみなさんで
気持ちが引き締まる会でした。

司会進行、早河副会長。
第5回 倫理経営原典勉強会レポート


朗読の合間に、小林会長の体験談や所感、解説を聴き、
理解を深めました。

第5回 倫理経営原典勉強会レポート

第5回 倫理経営原典勉強会レポート


第五章 恩の意識を純化する

第一節
人はみな「めぐみ」の中で生きている。
その自覚が「ありがたい」の心をはぐくむ


現代の日本よりも 昔の日本の方が安心でき、みな和気あいあいとしていた。
家に鍵をする必要がないくらい治安もよかった。
しかし現代でも、日本の治安のよさは類をみない。
それは秩序があるということ。
ただ昔を思い、現代においても恩のモラルを育んでいかないといけない。
すべてに対して「ありがたい」という心を。

第5回 倫理経営原典勉強会レポート


第二節
わが命の根元である両親に、涙と共に感謝をささげる。
その意識が深まると、大宇宙生命にまで至る。
すると自分に心棒が通り、無限の力がわいてくる。


親は自分の命の源である。
そこに立ち返れば、恩を感じる。
それを毎日どこまで意識できるか。
親、師匠など、自分の元を大切にし、尊敬し崇拝すればするほど、
その人の優れたところが自分の身に付く。

第5回 倫理経営原典勉強会レポート


第三節
宗教は自分が神仏とストレートにつながる。
倫理は、親を介し、祖先を通してはじめて神仏とつながる。


例えば「いただきます」というのは日本だけと聞く。
また、墓参りを大切にする人の多さも世界トップクラスのはず。
恩の心が日本の心。
事業においては開店の日の思い、人に対する恩を忘れないように書くなどしながら初志貫徹し、
本を忘れないことが成功へ導くと思う。

第5回 倫理経営原典勉強会レポート


第四節
親は自分である。
祖先も自分である。
祖孫一連の鎖の中に生きている自分を、どうして粗末にできようか?


親孝行は親を安心させることと思っていた人はいますか?
僕はそういう意識がなかったので、倫理で学んで衝撃だった。
また、「親の無条件の愛」という部分も衝撃だった。
仕事で親とぶつかるので、サラリーマンの息子だったら
どんなによかっただろうと思っていた。
でも今は違う。
事業を通じ親子の関係が深まった。
議論があればあるほど、のちに、親のありがたさを知った。


第五節
感謝の心は、あらゆる営みの原点であり、初心である。
折り目節目に原点に帰ろう。
苦しみにうちひしがれたら、太陽を仰ごう。


この節にある「刹那主義」の意味を調べた。
倫理は、永続的な幸福を追及するものだから、
刹那主義は、全く反すること。

第5回 倫理経営原典勉強会レポート

誰しもが祖先、親からこの世に生を受け、身近に幸、不幸がある。
人・物・自然の関係がある。
今回こうして一緒に勉強する機会を得たが、勉強するだけではいけない。
実践が、倫理の大切な部分。
このあと宮崎先生のご講話も聴き、感謝し、実践をし、
次回以降、自分から手をあげて
実践したことを話させて下さいと言える人が出ることを楽しみにしている。

質疑応答。
第5回 倫理経営原典勉強会レポート

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そして、
豊田市北倫理法人会ナイトセミナー講師として
社団法人倫理研究所 名誉研究員 宮崎 芳宏氏に
ご講演いただきました。


第5回 倫理経営原典勉強会レポート

以下、宮崎氏のお話・・・

自分が変われば、相手が変わる。
これが大原則。
経営者はすなおたれ、と松下幸之助さんがおっしゃったが、
丸山敏夫先生の考えと非常によく似ている。
心が素直であれば幸福になれる。
命令されたようでも、それを受け入れたら、自分が主体になる。
パワーが出てくる。
それが本当の「拝」の実践。

第5回 倫理経営原典勉強会レポート

純情=素直→発動。
素直になる一番の近道は、今日勉強した恩意識。
恩意識がすべての根幹。

まずは2つ、実践を。
1.
親に対する恩。朝晩親に挨拶を。
一緒にいてもいなくても。
まず命あることに感謝。
それは親に対する感謝。
微力ながらも人に尽くしますと誓う。
親にとって、子どもが明るく元気で人や社会の役に立ってくれれば、こんなに嬉しいことはない。
晩には、今日一日を親に感謝し、今日あったことを報告する。

2.
車に挨拶を。
車はあたりまえにあるものになっているが、
実は、大切な命を運んでくれている。
車にも心は伝わる。

第5回 倫理経営原典勉強会レポート


恩の中に生きている、生かされているのが人間。
それにどこまで目覚められるかで、人間性を高められる。

第5回 倫理経営原典勉強会レポート


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すべてのもの・ことは、自分の命があることから。
自分の命のもとである親に恩意識を持つこと、感謝することで
すべてのものに感謝できる人間になれるのだということを学びました。
親の存在があたりまえ、太陽の存在があたりまえ・・・
あたりまえで気付きにくいことこそ大切だと、教えられました。
親が命のもとであるというあたりまえのこと、それこそ大切なことに
立ち返らせてもらえる機会を、ありがとうございました。




投稿者: 井上美穂


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Posted by 豊田地区倫理法人会 at 10:27 │▶コメントをする・見る(1)倫理経営原典
この記事へのコメント
いつもブログ拝見させて頂いております。原典の凄い勉強会を開催されていますね!名古屋市中央倫理法人会のブログも覗いてみて下さい。宮崎先生の講話はわかりやすいですよね!
Posted by 名古屋市中央倫理法人会 広報 多和田 at 2009年09月29日 16:21
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