第171回豊田市南経営者モーニングセミナー

豊田地区倫理法人会

2012年09月02日 09:55

会員スピーチ
サンポッカ(株)代表取締役
豊田市南倫理法人会副会長
西川泰裕

(株)FUNE代表取締役
豊田市南倫理法人会副会長
三浦直樹


本日は会長が光岡様、梅村様、坂元幹事と一緒に内モンゴルに植樹に出向いており、お休みのため事務長の太田が朝の挨拶を行いました。
(報告)
先週の8月19日に愛知県3000社達成記念式典が行われました。豊田市南もみな様のおかげで114社と多くの新しい仲間を増やすことができました。本当に感謝です。
また9月1日より新体制になり、豊田市南からは村山普及拡大委員長、古橋モーニングセミナー委員長に続き伊勢副専任幹事が愛知県副幹事長に抜擢されました。いづれも大役で大変かと思います。豊田市南としてもバックアップをしていきますので頑張っていただきたいです。

さて本日は好評をいただいています。豊田市南の幹事による会員スピーチです。昨年の9月から始めたこの企画もいよいよ大詰めです。今回は豊田市南を一年中支え続けた西川副会長、三浦副会長による講話です。みなさんごゆっくりお楽しみください。

1人目は、西川泰裕副会長です。

倫理法人会入会のきっかけは、古橋周愛知県モーニングセミナー委員長に、しつこく誘われて、仕方なく入会。しかし、入会してからは、モーニングセミナーに出なかったのは仕事の都合で2回だけ。続ける事が大切。2年間、しっかりと学ばせていただきました。

5年前に、先代から引き継いで社長になってからの初年度は、7000万円近い赤字を出しました。

楽観的な性格でしたが、さすがに焦りました。

しかし、この赤字を出したおかげで、会社の経営上で改革しなければいけないことに着手することが出来ました。これが、苦難福門だったのだと思います。

2年目には、回復して3000万円近い赤字。この年は、会社の中心事業以外の事業を切り離すことをしていきました。得るは捨つるにあり。事業を売却した資産を中心事業に投資しました。

3年目、利益は黒字に転換しました。


社員には辛い思いをさせましたが、絶対に、1人も解雇はしませんでした。

人を大切にする経営を実践されている、西川副会長のスピーチでした。ありがとうございました。
続きまして、2人目の会員スピーチは、三浦副会長です。


倫理法人会には32歳で入会し、5年目です。入会して半年後に副会長に任命され、幹事を経験したことが無いという、変わった経歴の持ち主です。

倫理法人会に入ると、売上が上がる会社が多く、幸せになれる人が増えていきます。

幸せになる人は、幸せになる法則に則って生きています。朝早く起きる事で直感力を磨くことが、幸せになる第一歩です。

今の時代はデジタル時代で、物事の周期は7年で、変わっていきます。

倫理は、アナログで、絶対に変えてはいけないものです。半世紀以上に渡って続いているものなのだから、絶対に良いもの、世の中に必要なものです。時代がこれだけ変わっても、17ヵ条が通用していきます。

デジタル時代だからこそ、アナログを大切にしていくことです。どれだけデジタル時代であっても、メールで貰った手紙より、直筆の手紙を貰ったほうが嬉しいです。


人との付き合いがデジタル化しているが、倫理という考え方が必要だから残っていきます。倫理で学ぶということは、アナログを学びに来ているのです。

しかし、パソコンでワードやエクセルなども使えなければいけません。やる気があれば、60歳や70歳の方でも、パソコンを使いこなしています。

そういう方にはアナログ力もあり、人としての軸がしっかりと出来ています。どちらも大切なものなのです。

最後に、アルピニストの野口健さんの講話にて、このようなお話を聞きました。

御来光を、テレビや飛行機の中で見ても感動はしません。苦労して、登ったからこその感動があります。

プロセスを省略せずに、大切にしていきたいものです。



写真=太田浩事務長
文章=太田浩事務長&河野恵子幹事
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