豊田市南倫理法人会第267回経営者モーニングセミナー
名古屋市中央倫理法人会 幹事
女性委員長
(有)ジュエリーシャーロン
代表取締役 柴田 律子 氏
テーマ「次世代に何を伝えていくか
~子供は親にならせて頂ける
一番の要因、そして祖父母の役目も~」
高濱耀圭美会長
講話
貧しい子供の頃は、給食費を延滞するほどに貧乏であり、子供心ながら、こんな生活は本当じゃないのではないかという思いでした。父が結核になり、高校進学を諦めて、トヨタ生協に働きに出て、働くとお金のもらえる嬉しさで一所懸命働きいろいろなことにもチャレンジをし、周りからも可愛がられて24歳でメリヤス業の方と結婚。
しかし、厳しい父と夫の中での生活が当たり前とした生活が続き、つわりが酷くても、普通の人と同じように働かされた。ですから、ひ弱な子を出産し、自分の体もボロボロになっていた。繊維業界の悪化で家業を廃業することになり、私も外で働くことになり、化粧品を売る仕事についた。モノを売るのは初めて子供を姑に預け、化粧品を売り歩きました。モノを売る楽しさを見つけると売る上げを伸ばしトップクラスの成績を上げるようになった。しかし、社内事情を知り即日辞めることにした。でも、働かなければならないので、飲食店で働き、その時の出会いから、夢だった宝石業で働くことになった。店を任せられるほどのトップで働き、売る上げを伸ばした。
仕事一筋で生きてきたが、家庭を省みると娘が横道にそれてしまってSOSをだしていた。仕事を辞めて娘の親になろうと、娘の心を取り戻すため専業主婦になる。娘の、男勝りの言動に驚くこともありました。娘に寄り添い、母として出来ていなかったことを反省した。私が変わらなければ、子供は変わらない。そう思って、仕事はきっぱり辞めて、子供と真正面から向き合い、娘の気持ちが変わったとき、はじめて本当の親子になれたような気がした。親として試されているのだと思った。宝石店で10年間トップで働いて来たこと認められ、ゼロからの出発で、平成6年念願のジュエリー店を娘とオープンさせることが出来た。
ある日新聞を見ていて、素晴らしい言葉に感動、それを書とめて現在の社訓にしています。
一、権利を主張するばかりではいけない。義務を尊重せよ。
一、理屈をこね上げる前に、手足を動かし汗を流せ。
一、愛を持って人に接しよ。人間は真の愛に育つ。
一、義理人情は大切に。
今では、念願のジュエリー店を、借り入れをして、ゼロからスタートさせることができ娘と二人で営んでいます。娘は、私を育ててくれた。人生を振り返ってみると、倫理法人会の入会は浅いですが、倫理で教えられた通りの人生を歩んで来たと思えます。
写真・文章 太田 浩副事務長
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