モーニングセミナー放浪記
7月18日(土)岡崎市倫理法人会
第483回 経営者モーニングセミナー
講師:浄名寺 松原紗蓮氏
檀家が0件の尼寺のご住職と自己紹介されました。
氏は、2歳7か月で、当時52歳だった女性僧侶の尼寺(浄名寺)にあずけられた。物心ついた時から、両親は他界して、この尼寺にあずけられたと教えてもらい、小学校の頃は、母親が坊主ということで、様々な思いで過ごしてきたが、
ある雨の日に、車に乗れない母が傘を持って学校に来てくれた時には、かなりひどい事を言ってしまったという。
そして、中学2年生の時、母から、両親の離婚と実の母が再婚するにあたり、自分が邪魔という事で、あずけられたことを告白され、3ヶ月間涙が止まらず、それから金髪に染めバリバリのヤンキー生活を7年間過ごしたそうです。
その間、何度となく自殺未遂も起こし、21歳の時に、強引に京都の知恩院に修行に出された。
そこで、出逢った言葉
「落飾」・・・出家のこと、今まで飾ってきた全ての物、事を捨てると、新たなものが生まれる。
京都から戻り、23歳で、剃髪して鏡に映った自分の姿に、初めていい自分に出逢った事に衝撃を受けたそうです。
仏様は、内から輝いているから装飾品を必要としない。人も同じで、輝きのない人は、派手な装飾品を身につける気がいたします。
投稿者:豊田市北準倫理法人会
専任幹事 西村武蔵
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