豊田市中央倫理法人会第444回経営者モーニングセミナー

豊田地区倫理法人会

2014年05月28日 11:23

豊田市中央倫理法人会第444回経営者モーニングセミナー

日時 ◆5月28日(水)午前6時から7時
会場 ◆名鉄トヨタホテル 7F
講師 ◆豊田市南倫理法人会 会員
     神戸屋グループ 社長
              須賀 碩二 氏
テーマ◆「チャーリー須賀の人生のコツ」





 66年も生きていると、人生にはちょっとしたコツがある。人生の真理や奥義はまだ分からないけど、最近、ちょっとだけコツが分かりかけてた。

 そんな言葉から始まった講話。テーマのチャーリーから分かるように、「会場に入ったら道場」といつも背筋をピンさせるモーニングセミナーとは違い、抱腹絶倒の内容となった。

 大学時代、アルバイトで金を貯めて、世界中を旅したチャーリー。その貯め方もユニーク。仕送りから家賃と交通費、食費を引いたお金でしこしこと貯金。ここまではありがちだが、4人部屋の仲間から食事や皿洗いの委託を受けて、稼いだ。

 「食堂のせがれ。毎日夕食を作るから俺の分の食費は免除してくれ。皿洗いもやるからと毎日1人当たり5円×3人分を要求したら、みんな金持ちだったんでオーケーしてくれた」

 ロシアや北欧、西ヨーロッパとヒッチハイクや野宿などで過ごしたチャーリー。アフリカで病気を患い一時帰国。その後、北米にわたりロスで一銭もなくなり、日本に帰れなくなると、仕事を探した。
 そこで見つけたのが、日系人が営むイチゴ園。あの当時世界を旅した日本人がよく働いたもので、その時、メキシコ人の仲間から名付けられたのが「チャーリー」だった。

 当時ベトナム戦争があり、野宿で日焼けして、頬がこけて小さかったので、ベトナム人と思われた。

 それ以来、46年間「チャーリー」と呼ばれているそうです。

 トヨタ自動車の本社のお膝元で商いをする「チャーリー」。気さくな人柄と、このニックネームで利害関係がなく、相談を求めて足繁く通う英語圏の研修生も多い。



  「駅前留学ならぬ、ただで英語が学べる」と笑う。


 そんな中でも、話は固有名詞だ、と年号や年月日、人の名前を重んじて説得力を高めるのも「チャーリー流」だ。




 また、他人の言葉を鵜呑みにするなというのがモットー。

 最近のウクライナ問題だけでなく、過去のハワイ、メキシコ、フィリピン、キューバなど独立の名の下に力づくで併合した、マスコミが発信するアメリカびいきの情報に基づいた情報やなどを例に、

  「分からないことがあったら自分で調べ、そうした情報をつないでいく日ことが大切。自分で考え、自分の考えを持つきっかけになる」

 と強調した。

会長あいさつ
原田信雄会長
  「5月末になると植物の成長も早く、道路に草が目立つようになった。弊社では伊勢湾岸道の下を隔週金曜に掃除しているが、30分も経たないうちに袋はいっぱい。分かりにくいところにポイ捨てする姿を見ると、絶対にしたくないと思わせる。倫理でも6月8日が美化清掃。多くの人に参加していただきたい」


 出席者数 46社 55人


 さて、次回豊田市中央倫理法人会の 第445回モーニングセミナーは、
日時 ◆6月4日(水) 午前6:00~午前7:00
会場 ◆名鉄トヨタホテル 7F
講師 ◆豊田市中央倫理法人会 会員
       大橋園芸 代表
         大橋 鋭誌 氏
テーマ◆「農業と子女名優」
        倫理経営研究会の実践報告第2弾「子は親の心を実演する名優である」はもちろんだが、「農作物も親の心を実践する名優である」と感じることがあると語る大橋さん。豊田を代表する若手農業経営者が純粋倫理の実践体験を語ります。
          を予定しています。


 プログ担当:後藤真一

関連記事